iOS の UIKit は一見、文字入力のような基本的なことはとても簡単に行えるように思えます。
しかし、一度でも文字入力を扱ったことのある方は、その難しさと期待しない動作に頭を悩ましたことが一度はあると思います。
例えば、iOS のキーボードが文字入力に被ってしまう、キーボードの位置がずれる、変更したはずの文字が反映されない、日本語が入力できない…
実のところ、一般的に文字入力はとても複雑なユーザーインタラクションであり、さらに iOS はキーボードにも様々な種類があるため、一見すると正しそうな実装であっても、ドキュメントに記載のない様々な挙動により期待しない結果に終わってしまうことが多々あります。
このセッションでは、ほぼほとんどの方が経験する iOS の文字入力に関する些細な問題からとても大きな難題について、世界中で多くのユーザーが使う iOS アプリ開発や、iOS のキーボードフレームワーク「KeyboardGuide」などの開発など、これまで長い間蓄積してきた経験に基づいて、実際におこった問題を実例を踏まえて、その原因や対策を検証していきたいと思います。
対象とする方:
- iOS アプリ開発の経験がある中・上級者
UITxtView
に昔年の思いがある方UIKeyboardWillChangeFrameNotification
などに昔年の思いがある方
前提とする知識:
- UIKit
- Foundation
- Unicode
目次
発表資料
おはようございます! iOSDC Japan 2020 日本時間 午前11:30 からの Track A の発表「iOS のキーボードと文字入力のすべて」
— Yoshimasa Niwa (@niw) September 21, 2020
のスライドはこちらになります。 #iosdc #ahttps://t.co/2Rc8wvuXZv
Youtube
発表者
Yoshimasa Niwa
SNS等
Twitter : niw