みなさんデバッグメニュー作っていますか?接続先のサーバーを切り替えられるようにしたり、特別な処理や表示をするための仕組みをアプリ内に実装したことがあると思います。こういった仕組みやデバッグメニューは開発中の動作検証にとても便利ですが、アプリごとに独自実装されることが多いため、使い方も実装方法もすべて異なってしまいます。これでは新しいメンバーが参加した際やQA時に毎回使い方を説明する必要があって大変ですし、各アプリでのメンテナンスコストもかさんでしまいます。
また、ユーザーが利用しない機能なので開発や改善の優先度も低くなり、気づいたら大きな負債になってしまうこともあります。負債が大きくなった結果、うっかりユーザーにもデバッグメニューが見える状態でリリースする事故がおきてしまうかもしれません。
これらの問題を解決するために、デバッグメニューを専用アプリとして切り出して管理する方法を実現しました。このトークでは、
- デバッグメニュー専用アプリを作り、対象アプリの状態を再ビルドなしで切り替える方法
- AdHoc, InHouse, SimulatorだけでなくApp Store版でも対象アプリの状態を切り替える方法
- デバッグメニュー専用アプリを作ることによるメリットとデメリット
についてお話します。
目次
発表資料
このあと13:20から始まる発表『デバッグメニューのメンテナンスが大変だったので、専用アプリを作りました』のスライドを共有します。配信でのコードやスクショが見にくい場合は、こちらの資料をお手元でご確認ください。 #iosdc #bhttps://t.co/8RD6iJC3BU
— Atom(アトム) (@FromAtom) September 20, 2020
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